私の場合パニック障害の発作は、電車や映画館などすぐに逃げだせない場所でよく起こりました。
一番辛い時期は治療初期だと思うので安心してください。
徐々に自分でもパニック発作の感覚に慣れてくるのである程度楽になります。
パニック障害で死ぬ事はない
私の発作は電車や映画館などで吐くことを意識しても息がうまく吸えなくなり、意識が遠くなってひどい時は失神していました。
パニック障害では死ぬ事は無いので、発作が出ても大丈夫と思い込むことが大事です。
再発もありますが発作が出ても徐々にパニック発作自体を忘れていきます。
パニック発作の対処法
私のパニック発作の対処法を5つ紹介します。
また発作が来るんじゃないかという予期不安がありますので、予期不安を起こさないためにも対処法を身につける事は大事です。
1.事前に周りの人に伝える
私は広場恐怖という閉所で他人がいる場所で発作が出ていたので、美容院などでは担当者にパニック障害を伝えていました。
周りが知ってくれる事で急にトイレに駆け込んでも変に思われないだろうという安心感がありました。
公共の場ではトイレの個室は無料で利用できる唯一のプライベート空間なので有効に使いましょう。私もトイレがあることで広場恐怖が軽減されました。
2.呼吸を大きく吐いてから吸う
パニック障害で過呼吸になるとき、息を吐く量が少なくなっている事があります。
そのため、息をしっかり吐いてから吸う事を意識すると安定して来る事があります。
3.水を持ち歩く
発作が出たときに水を飲むとスッキリするので予期不安が出たら水を飲むようにしていました。
4.足湯に入っていると想像する
パニック発作の状態は体が緊張状態になっているので、冬などは特に手や足の末端が冷たくなってきます。
なので、足に意識を向けて足湯に入っている感覚をイメージすると実際に足の体温が上がってくるらしいです。
足に意識が行っている間に発作の事を忘れてたりしたので電車でよくこのやり方を使っていました。
私は冷え性なので靴用のカイロも入れておくと効果的でした。
5.お気に入りの香りがするモノを持ち歩く
嗅覚が自律神経系に与える影響はあるかもしれないと言われています。
実際、私は香りがするハンドクリームを手に付けて落ち着かなくなったら手の匂いを嗅ぐ事で落ち着かせていました。
6.発作が辛い時の頓服薬を出してもらう
いざという時に頓服薬があるとお守り代わりになるので、症状が酷い時は私の場合処方してもらいました。
7.皮膚をつねる
もしかしたら、対処法というよりパニック障害あるあるかもしれませんね(笑)
発作から違うところに意識を向けるために私はよく腕の肉をつねっていました。
いろんな対処法を持っておくとパニック障害に勝てます!
一般的に言われている対処法だけでなく、自分でリハビリ期間等で実験してみて、いろいろな対処法を持っておく事で自信に繋がり、パニック障害に勝てるようになります。
あとは自分の対処法を信じる事も大事ですね。
以上。参考になれば幸いです。