自分は人よりも言葉や痛みに敏感でメンタルが弱かったり、注射で気を失ったりしてた。
幸い手術はしたことが無かったが、点滴や抜歯等はかなり怖かった。
でも”事実だけを受け入れる事”を意識したら気を失う事も無くなったし、気にもならなくなった。
過去に抜歯後は頭に響く歯を砕く音が思い浮かんで1週間睡眠不足が続いたりした事もあったから注射が気持ちいいという人が羨ましかった。
一時期この痛みについてふと自分は無意識に痛みに対する捉え方が大げさなんじゃないかと思った。
何故ここまで大げさに怖がってしまうのかと考えたところ、先の事まで考えすぎているのだと思った。
痛い出来事の後に起こる事まで予測して、
それが自分の体にとって取り返しのつかない事になりそうだと思って恐怖を感じているのだ。
例えば採血だと血が溢れ出したり、貧血を起こして倒れたりしたら
誰かに見られたらどうしようとか予測して相当怖いものだと考えてしまう。
実際に採血と点滴で3回ほど気を失った事がある。
実際は体全体の数%血を抜かれるだけなのに。
もっと気にしないように楽に考えるためにいろいろ試行錯誤してみた結果、
楽になる方法を見つけた。それが…。
事実だけを受け入れる事
痛そうという思いを捨てて、今目の前で起こっている事をそのまま受け入れる。
このおかげで2年前から注射や点滴のときは「あー刺さってるな。チクッとしたな。もう痛みがなくなってきたな。」と頭の中で実況してる間に終わる。
流石に気持ちいいという段階まではいけていないが、点滴に行くのが億劫という気持ちは無くなったのでかなりストレスは減らせてると思う。
また不安障害などの一時的な発作にも役に立つ。
発作が出てきて不安と思うんじゃなくて、
「息苦しいな。息を吐く事を忘れてないかな?」
「体に力入っていないかな?」
「胃が苦しいだけだな」
「頭が重いだけだな。俺の手足は元気してるな」
など体の隅々まで事実に目を向けていくと楽になりやすい。
気持ちじゃなくて気持ち含めた体全体に起こっている事に目を向ける事が自分の場合、大事だった。
全ての事に当てはまる事だけど今起こってる事以外に負の感情を持たない。
過去、未来のことも事実だけで捉えると楽になると思う。
今回怖がりすぎないための考え方なので、痛みがなくなるわけではないが、痛みの捉え方でかなり変わってくる。
事実だけを受け入れる事で全然違うから注射、点滴の針が怖かった人は試してみて欲しい。